2017.07&08 燕と雀そして鳩

燕と雀そして鳩

いかりじろうが住んでいるマンションの玄関ホール、駐車場への入り口、その奥のエレベーターホールなどに燕が毎年巣を作っています。  エレベーターホールの巣は、今年は燕が住み着く様子もなく一部が壊れて、空き家(?)のままでした。 

ところが5月半ば頃でしょうか、巣の壊れた部分を修復して、ある日親子の燕が住み始めて、やがて成長した子供達も全員が巣立って行きました。 引っ越しを繰り返したいかりじろうは「燕も成長途中の引っ越しをするのだなあ」と、なにか身近に感じました。

我々の身近に巣を作っているスピード感のある鳥の代表、それが燕です。 戦前からの一番早い旅客列車つばめ号、燕尾服などに象徴されるスマートさ。 新幹線ができてからはさすがスピード自慢のつばめもひかりには敵わず、今は列車の名前での王座を譲ってしましました。

燕は人間の住むところに巣を作るそうです。 人間と一緒にいると天敵の猛禽類などに襲われる危険が少ないためと言われています。 

しかし、残念ながら燕の数は減ってきているそうです。 日本の家屋は木造から鉄筋コンクリートに変わり、燕にとっては巣が作りにくくなったためとも言われています。 

たしかに軒があり、梁があり、いろいろと出っ張りやへこんだところがある木造家屋に比べると、コンクリートの建物は垂直に真っ平らで「取り付く島もないなあ〜」と云う燕の嘆きが聞こえて来るようです。

秋になり、南の国への渡りを前にして燕が高い鉄塔の送電線に勢ぞろいしている姿は、まさに旅立ちの準備完了、さあ行くぞと告げているようです。

雀も人間に身近な鳥です。 雀も燕の真似をしたのか分かりませんが、人間の近くに住んでいます。 雀は燕とは違い、玄関ホールなどではなくマンションの場合は壁面の換気孔などに密かに巣を作ります。 

雀も減少しており、建物のコンクリート化、秋のコメの収穫時のコンバイン使用などで餌(落ち穂拾い)が減り越冬が困難になっている、などの原因が考えられるそうです。 

燕も雀も個体数の減少が気になりますが、絶対数が大きいので近いうちに絶滅する心配はないそうです。

さて、最後の鳩は平和の象徴という素晴らしい名誉を担い、スーパーなどのマークにもなっています。 しかし、その実態は一部の電書鳩を除けば害鳥扱いです。 公園などでの雀と鳩の餌の取り合いなど見ても、身体の大きな鳩が圧倒的に強く、雀の餌を奪い取ります。 

あまり平和的な印象はありませんが、鳩が平和の象徴となったのは聖書のノアの箱舟の物語が始まりだそうで、そうなるとむげに害鳥扱いもできません(笑)

 

編集後記

蛇去りてまだ溜め息の少女かな    澤本三乗

突然出会った蛇に驚いた少女の気持ちが想像出来ます。 びっくりしたのでしょうね!

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