顔を洗う 猫から小野小町まで

昔から「猫でも顔を洗う!」とよく言います。 クレオパトラ、楊貴妃と並ぶ世界三大美女の一人、小野小町も洗顔には熱心だったようです。 京都でも四条通りの化粧水の碑、山科、隨心院の小町化粧井戸などが有名です。 

さて、美肌は女性の幸せの大切な部分です。 石鹸で顔を洗うのはスキンケアの基本ですが、ある調査によると、成人女性で石鹸できちんと洗顔する人は15%しかいないということです。 大切な「顔」にトラブルが多い原因をうかがわせます。 顔にいろいろ塗りつけることを考える前に、石鹸でキレイに洗顔することが何より大切であるのに、どうしてでしょう?  

その理由はいくつか考えられますが、その第一は洗顔のあと、顔がつっぱるのがいやだというのが多いようです。 しかし、これは石鹸洗顔しない理由としては、いささかお粗末です。 

まず石鹸洗顔しない顔は不潔です。 ふき取りだけでは汚れは落ちません。 何かの都合で長期間入浴出来ないときの苦痛は、多くの方がご存知のことと思います。 顔も全く同じことですから、石鹸で洗って清潔にすることが一番大切なことです。 

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小野小町の化粧水の碑 京都市下京区・四条通西洞院南東角

アルカリ中和能とヒフの運動不足

アルカリ中和能とヒフの運動不足 

洗顔の後顔がツッパルのはヒフ表面の汚れとともに潤い成分が洗い流されるためですが人間のヒフにはアルカリ中和能という働きがあります。 アルカリ中和能は洗顔などでくずれたヒフのバランスを回復する大切な機能です。 洗顔の後ツッパリがなかなか治らないのはアルカリ中和能が衰えている証拠です。

アルカリ中和能はヒフの健康(美肌)維持に非常に重要な機能です。             

クリームなどの油性化粧品を常用すると、ヒフが常に脂漬けの状態であるために皮脂腺や汗腺の働きが衰えます。 更に石鹸洗顔しないことによってアルカリ中和能が働くチャンスは少なく、ヒフ機能は衰えます。  我々現代の人間は自然界の動物のようにヒフを自然のままに放置することは出来ません。 石鹸などで角質(垢)積極的に洗い流す必要があります。

石鹸洗顔しないとヒフの角質の除去がおくれ、代謝が遅れることになります。 こんな状態のヒフに何を塗っても化粧ののりは悪く、まして素肌は美しくなりようがありません。

ヒフを美しくするためには少々のダメージがあっても回復する力(ヒフにはそれがアルカリ中和能ですが)を強くする必要があります。 健康というのは何もトラブルが無いと言うことではなく「トラブルがあっても回復できる」ということです。 

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人間のヒフは排泄器官です

人間のヒフは排泄器官です。 

あまりキレイな表現ではないので恐縮ですが、人間のヒフは紛れもなく排泄器官です。 人間のヒフは汗を出し、脂を出し代謝によって古い角質(垢)を出すのが本来の機能です。 つまり「人間のヒフは排泄器官である」というのが単純な事実です。 吸収器官ではありません。 吸収器官でないからヒフからは栄養が入ることもありません。 (栄養クリームというのはヒフに塗ると栄養になるのではなくて「栄養クリーム」という名前をつけたクリームです) 

この肌の本来の機能(排泄器官としての機能)を考えれば石鹸洗顔が如何に大切か、そして首から下の各部にヒフのトラブルがない理由もご理解頂けることと思います。 一部の化粧品メーカーの「石鹸で顔を洗ってはいけない」などと云う根拠のない説明がきっかけで石鹸洗顔を止める方いるようですが、この際石鹸洗顔の重要性を見直す必要があります。 

人間のヒフは弱酸性ですが、時々石鹸など適度なアルカリの刺激がないとヒフの機能は衰えてきます。  「お肌にやさしい弱酸性」だけでは、ヒフの健康は保てません。

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お肌に優しい弱酸性?

「お肌に優しい弱酸性」とよく言われます。 しかし、お肌に優しい弱酸性で手間ひまかけた大切な顔がトラブルに悩まされて、格別のスキンケアもなしに弱アルカリの石鹸(普通の浴用石鹸は弱アルカリです)で洗っているだけの首から下にはトラブルがないのも不思議な話です。 顔にトラブルが多いのは紫外線と常時(24時間)露出している為に乾燥が激しい影響ですが、お肌に優しい弱酸性も関係がありそうです。 逆性石鹸という石鹸があります。多くの方は逆性石鹸は皮膚病の時に使うということをご存知だと思います。 健康な肌には弱アルカリの石鹸を使います。  石鹸洗顔のメカニズムとは? 水に濡れると汚れは落ちやすくなります。 この濡れる作用が石鹸の作用です。 この作用を促進するのは界面活性剤の働きです。 ひところ「界面活性剤は危険だ!」と盛んに云われた時期がありましが、界面活性剤を否定すると現代生活は成り立ちません。 界面活性剤は食品を始めいろんな製品に利用されており一部で言われるような危険なものではありません。 界面活性剤が危険だと言うのは包丁が凶器となるので危険だと言うのと似たようなものです。 石鹸は人類の歴史とともにある一番信頼の置ける洗顔料です。

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