ヒフが常に油漬けの状態であると、皮脂線や汗腺の働きが衰え、代謝が遅れがちになり、古い角質の除去が遅れます。 ヒフがこんな状態では何を塗っても化粧のノリは悪いし、まして素肌は美しくなりようがありません。
人間のヒフは排泄器官です。
吸収器官ではありません。 汗を出し、脂を出し、代謝により古い角質(垢)を出す。
このヒフ本来の働きを考えれば、石ケン洗顔がいかに大切か、また、首から下の身体各部にヒフのトラブルが少ない理由も、ご理解いただけることと思います。
一部化粧品メーカーの「石ケンで顔を洗ってはいけない」などという根拠のない説明がキッカケで石ケン洗顔をやめる方もいらっしゃるようですが、石ケン洗顔の重要性を見直すことが必要です。
人間のヒフは弱酸性ですが、石ケンなどの適度なアルカリの刺激がないと、ヒフの機能(例えばアルカリ中和能※)は衰えてきます。
よくいわれる『お肌にやさしい弱酸性』だけでは、ヒフの健康を保つことはできません。
※アルカリ中和能とは?
ヒフを石ケンなどアルカリで洗浄した時に、皮脂などの分泌を促して、ヒフをうるおいある本来の弱酸性状態への復帰を促す機能。 アルカリ中和能が衰えると、ヒフが刺激に弱くなり回復力が弱まります。
《第3回に続く》
手間暇とお金をかけた大切なお顔がヒフのトラブルに悩まされるのに対し、格別のスキンケアをしない首から下は年齢を重ねてもキレイなのはなぜでしょうか?
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